〓iPhone X〓今更だけどiPhone X紹介・まとめ(Apple製品紹介シリーズ-03)
昨日(2019.9.3)スマホで避難勧告のお知らせが(爆音で)きました。消し方が分かりにくい勧告音に心臓が止まりそうになりました。
それはさておき、「Apple好きがオススメする、ほとんど主観なApple製品紹介」で紹介しましたApple製品達を、再度デバイス毎に分けて細分化しリコメンドします。
「Apple製品紹介シリーズ-03」と題しまして、今回は「iPhone X」を細分化して再度ご紹介します。今回のご紹介で、現時点で私の持っているApple製品は全て紹介し終えます。
よければ先にこちらをご覧ください。
「Apple好きがオススメする、ほとんど主観なApple製品紹介」
今更「iPhone X」の紹介しても遅いだろ!という声が聞こえて来そうです。私も同感です。既にiPhone Xよりも新しく3機種登場しているのは皆さんご存知かと思います。それに今年(2019)の秋口には新型のiPhoneも登場する予定です。
しかしこのブログの理念上、私が使用している商品の良いところをご紹介して、それをリコメンド(recommend=推奨、オススメ)するという趣旨のものです。そのため古くても良いと感じた部分は積極的にご紹介して、みなさんが知らなかった(認知していなかった)一面や前から知っていた情報だけど更に良いと感じた、などの多方向からのアプローチでみなさんに有益だと思えるような情報をお届けする、という趣旨のもとの今回のご紹介になります。ですので、iPhone Xのご紹介についてもご理解下さい。
まず、このiPhone Xは2017年11月3日に発売されて、翌年の2018年9月13日に販売が終了しました。その後、同月には上位機種の「iPhone XR」「iPhone XS」「iPhone X Max」が揃って発売されました。
この「iPhone X」より、iPhoneの特徴でったホームボタンが無くなり全てスワイプの操作に変更になりました。また、画面のインチも過去のモデルと比較すると最大になります。
そんな「iPhone X」の特徴と比較を交えながらご紹介していきます。
0、iPhone Xのスペック
iPhone X | |
---|---|
画面 | 5.8インチ |
Super Retina HDディスプレイ | |
カメラ | ディアル12MPカメラ |
耐水 | 水深1mで最大30分 |
チップ | A11 Bionicチップ |
容量 | 64GB |
256GB | |
高さ | 143.6mm |
幅 | 70.9mm |
厚さ | 7.7mm |
重量 | 174kg |
センサー | 3軸ジャイロセンサー |
加速度センサー | |
近接センサー | |
環境光センサー | |
気圧計 |
1、iPhoen Xのメリット
a,画面の大きさ
上述しましたが、 iPhone Xの画面サイズは5.8インチと過去シリーズ最大の大きさになりました。確かに1つ前のモデルであるiPhone8 Plus自体は大きいですが、画面のサイズに関してはiPhone8 Plusは5.5インチでありiPhone Xがそれを上回っていて、縁も液晶面分が広がり余計に大きくなったと実感する事でしょう。
ホームボタンが撤廃されて、画面の大きさと端末自体の大きさが同じくらいになったので迫力が増したのと同時に、有機ELを使った「Super Retina HD ディスプレイ」なので画質がすごく良くなりました。以前投稿した記事にRetinaディスプレイの説明について載せたのでご覧ください。
そもそも「Retina」(レティーナ)とはなんぞや、という話から入っていきますと、レティーナとは英語の翻訳で「網膜」と出てきます。これは従来のアップル製品のディスプレイ解像度と高画素密度がおよそ2倍になり、そのため画素が細かくなり人間の眼では識別できる限界を超えている事から付いた名前だそうです。簡単に言ってしまうと、画像は細部までリアルでシャープかつクリア、見る全てのものがあなたを虜にしてしまうほど鮮やかに映しだせるようになった、という事になります。
引用元:本のようなシームレスパソコン(Apple製品紹介シリーズ-03)=Mac Book Air 13インチ - けんいちの「超」リコメンド
ちなみに「Super Retina HDディスプレイ」と「Retina HDディスプレイ」の違いは、有機ELが使われているかどうかの違いです。
有機ELは「有機エレクトロミネッセンス」のことで、従来の液晶ディスプレイやプラズマディスプレイに比べると、ディスプレイ自らが発光するためバックライトが不要で映像を鮮明にできることとプラスチックなどが基盤に使用されていて極薄で折り曲げることも可能、低電力消費で長寿命というメリットがあります。
Retinaは高ディスプレイ解像度と高画素密度で、それに加えて機能性を持たせて映像も鮮明にできるらしいです。タダでも凄いのにもっとすごくなりましたね!
b,カメラの性能
iPhone Xではカメラの性能も向上しました。倍率が異なる(広角)と(望遠)の双方からなる「デュアル12MP」が搭載されていて、これは一眼レフに匹敵するほどの性能だそうです。また、デュアルレンズカメラの恩恵で近接をくっきり背景をぼかす、といった「ポートレートモード」も採用されています。
カメラの性能とSuper Retina HDディスプレイ。この相乗効果で生まれた写真は、恐るべき力を発揮します。
c,Face ID
以前までのiPhoneは指紋で画面のロックを解除する「指紋認証」でしたが、iPhone Xからは顔でロックを解除できる顔認証「Face ID」が追加されました。
この顔認証はマスク着用時には顔の輪郭が識別出来ず認証されないので、ロックは解除できません。日頃マスクを常用している方や顔隠しのためにマスクを着けている有名人の方々などから酸っぱい意見が多く見受けられます。また、あくびをしているときや変顔をしている時なども同様にカメラで認識ができません。
しかし、私が実際に使ってみての感想はメガネを着けていてもいなくても、髪の毛がボサボサでも、若干斜めからでも、部屋が真っ暗でも、太陽がサンサンに照っていても、眉間にシワが寄っていても、ちゃんとカメラに顔が認識されれば問題なくロックを解除することができます。
私は以前、ロックの解除方法が指紋認証であるiPhone6を使っていて、指紋でiPhoneのロックを解除して楽しんでいた過去をよく思い出しますが、それと比べたらはるかに顔認証の方が楽になりました。
Apple Payで決済する時やApple store内のアプリを購入する時などでもこの顔認証は使用しますが、本当に楽です。ただ画面の中を見ていればいいだけなので。
賛否両論様々な意見がある顔認証ですが、マスクを常に付けない人にとってはすごくおすすめです。
d,ユーザーインターフェイス
Appleといえば「ユーザーインターフェイス」(UI)にこだわっている会社です。ですので、パソコンでもスマホでもどのデバイスでも使いやすさにこだわっているのでユーザーの直感的な操作を大切にします。ですので、初心者には人気があるのではないかと私は考えています。
そしてこのiPhone Xで大きく変わった点として、ホームボタンがなくなった事が挙げられます。ホームボタンはiPhoneを象徴していましたが、そのホームボタンが無くなり全画面でスワイプで操作することが可能になりました。ホームボタンとその周辺の縁がなくなることにより、画面がより大きくなりその分指で操作可能な範囲も広くなりました。「何をするにも遮るものが1つもない、そんな一続きの表面を作り出す」ための仕様だそうです。
iPhoneのロックを解除する時やアプリケーションを終了する時、今開いているアプリケーションから他のアプリケーションに移る時、「マルチタスク」で今起動中のアプリ一覧を開く時、などのような時にスワイプ機能が役に立ちます。
最初はホームボタンが無くなって、自分で使いこなせるのか慣れるのかどうか心配でしたが、そんな不安も使い始めてから直ぐに払拭されて、慣れてからはホームボタンが無い方がはるかに操作性が抜群になり便利だと感じられるようになりました。
2、各機種の比較
以下に比較のため、今回ご紹介した「iPhone X」の前のモデルである「iPhone8」「iPhone8Plus」と「iPhone X」、後に発売したモデルの「iPhone XR」「iPhone XS Max」「iPhone XS」のスペック比較表を作成しましたので貼ります。
iPhone8
|
iPhone8Plus | iPhone X | |
---|---|---|---|
画面 | 4.7インチ | 5.5インチ | 5.8インチ |
Retina HDディスプレイ | Retina HDディスプレイ | Super Retina Hd ディスプレイ | |
カメラ | 12MP | デュアル12MP | ディアル12MPカメラ |
耐水 | 水深1mで最大30分 | 水深1mで最大30分 | 水深1mで最大30分 |
チップ | A11 Bionicチップ | A11 Bionicチップ | A11 Bionicチップ |
容量 | 64GB | 64GB | 64GB |
256GB | 256GB | 256GB | |
高さ | 138.4mm | 158.4mm | 143.6mm |
幅 | 67.3mm | 78.1mm | 70.9mm |
厚さ | 7.3mm | 7.5mm | 7.7mm |
重量 | 148g | 202g | 174kg |
センサー | 3軸ジャイロセンサー | 3軸ジャイロセンサー | 3軸ジャイロセンサー |
加速度センサー | 加速度センサー | 加速度センサー | |
近接センサー | 近接センサー | 近接センサー | |
環境光センサー | 環境光センサー | 環境光センサー | |
気圧計 | 気圧計 | 気圧計 | |
価格 | 価格はSIMフリー(税別) | ||
64GB | 67,800円 | 78,800円 | 112,800円 |
256GB | 84,800円 | 95,800円 | 140,184円 |
|
iPhone XS Max | iPhone XS | |
---|---|---|---|
画面 | 6.1インチ | 6.5インチ | 5.8インチ |
Liquid Retina HD ディスプレイ | Super Retina Hd ディスプレイ | Super Retina Hd ディスプレイ | |
カメラ | 12MP | ディアル12MPカメラ | ディアル12MPカメラ |
耐水 | 水深1mで最大30分 | 水深2mで最大30分 | 水深2mで最大30分 |
チップ | A12 Bionicチップ | A12 Bionicチップ | A12 Bionicチップ |
容量 | 64GB | 64GB | 64GB |
128GB | ー | ー | |
256GB | 256GB | 256GB | |
ー | 512GB | 512GB | |
高さ | 150.9mm | 157.5mm | 143.6mm |
幅 | 75.7mm | 77.4mm | 70.9mm |
厚さ | 8.3mm | 7.7mm | 7.7mm |
重量 | 194g | 208g | 177g |
センサー | 3軸ジャイロセンサー | 3軸ジャイロセンサー | 3軸ジャイロセンサー |
加速度センサー | 加速度センサー | 加速度センサー | |
近接センサー | 近接センサー | 近接センサー | |
環境光センサー | 環境光センサー | 環境光センサー | |
気圧計 | 気圧計 | 気圧計 | |
価格 | 価格はSIMフリー(税別) | ||
64GB | 84,800円 | 112,800円 | 124,800円 |
128GB | 90,800円 | ー | ー |
256GB | 101,800円 | 129,800円 | 141,800円 |
512GB | ー | 152,800円 | 164,800円 |
こうして見てみると、主な特徴だけの変更でも「iPhone X」と以前のモデルとの大差は開いていない事がわかり、そのうえ上位機種との差は開いていることがわかります。
そんな中、先ほども申し上げた通り 「iPhone X」より以前のモデルには、FaceIDやホームボタンが無くなった事により達成されるユーザーインターフェイス(UI)はありません。ですが、上位機種に関しては端末や液晶の大きさやチップ、容量、カメラの機能、耐水性能、などといった根本的なスペックの差はあります。
微妙な変化ですが、端末自体への革新は段階的に計り知れないものがあります。
3、iPhone X使ってみての感想とまとめ
私は過去に一度もApple以外のスマホを使った事がなく、多方面からの比較ができないため全然説得力がありません。ですので適当なことは言えませんが、直感的な操作のしやすさである「ユーザーインターフェイス(UI)」に関してはこの業界内では勝るものはいないのではないでしょうか。
アメリカの調査会社IDCによると、2018年1月〜12月のスマホ全世界出荷台数シェアでは1位がサムスン(20.8%)で2位にApple(14.9%)が入っています。また、日本のリサーチ会社のMM総研によると、2018年1月〜12月の国内スマホ出荷台数はiPhoneはシェア44.1%で7年連続トップでした。このことからも分かる通り、日本ではiPhoneに根強い人気があります。それも先に述べた「ユーザーインターフェイス(UI)」が関係しているのかもしれませんね。
画面が大きく高ディスプレイ解像度、高画素密度、カメラ性能も良くユーザーインターフェイス(UI)にも特化したAppleのスマートフォン「iPhone X」。以前使っていた「iPhone4」や「iPhone4s」、「iPhone6」と比べると桁違いに使いやすくなりました。この操作性に慣れるまで1,2日はかかると思いますが、慣れてからのこの「iPhone X」はまるで、自分が「手のひらの上で転がす」事が可能で、逆に自分がiPhone Xによって「手のひらで踊らされている」かのような感覚になります。(笑)そう断言してもいいかもしれません。
上でもご紹介した通り、「iPhone X」の上位機種が3種と今年(2019)の秋口に登場予定の「iPhone11」や「iPhone Pro」の存在、など更に性能が増してユーザーを魅了し、良い意味で驚倒・仰天させるITの巨人「Apple」は進化し続けます。スマホが進化したとはいえこのiPhone Xで十分満足しているので、今のところ上位機種に買い換えるという予定はありません。ですが、「iPhone Pro」に関しては少し興味深かったりしますけどね。
今回も最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございます。これで今現在所有しているApple製品のご紹介は終了になります。ですが、これから新しいApple製品を購入した時や商品ではないAppleのサービスのご紹介等のリコメンドはする機会があるかもしれません。それに、Apple製品に限らず引き続き(その他の)商品や観光地、自己啓発活動等のご紹介(リコメンド)は行なっていきたいと考えています。ですので、これからもよろしくお願いいたします。
それでは、また。